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 音轍〜RODE/NT-4


 
 このページでは僕が新たに導入したRODE社のステレオコンデンサーマイクNT-4で収録した音源を紹介しています。NT-4はプロユースのステレオコンデンサーマイクとして非常に定評があり、スタジオレコーディングやステージパフォーマンスなど数々のミュージックシーンで活躍し、多くのミュージシャンに支持される逸品です。また、音鉄界では「セピア色の線路」のマスター、c58221さんがこのマイクを使って最近の音を残されています。NT-4の幅広い音域は特に高音域でその真価を発揮します。また、SPL(音圧レベル=Sound pressure level)やダイナミックレンジも十分な出力特性を持ち、何よりも煩雑なセッティングを必要としない手軽さがNT-4の最大の利点です。ファンタム電源に対応しつつも、9Vバッテリーでの駆動も可能で、屋外でのフィールドレコーディングシーンにおいてもNT-4はその威力を発揮します。僕がこれまで使ってきたSonyのECM-MS957とは明らかに違う音域の広さに大変満足しています。まず驚くのがどんな音でも確実に捉える感度の良さ。そして、ECM-MS957では望むべくもない、逞しく力強い低音域もNT-4の魅力です。コイツは末永く付き合って行けそうなマイクです。ただ残念な事に、僕はまだNT-4の真価を完全に発揮出来るほどの力量がなく、新たに克服しなければならない壁にブチ当たっております(笑。特に鉄道の音を録音する際に大きな障害となるウインドノイズとの格闘が再び始まっています。これまで、何度かのステップUPを経る度に風の克服が大命題となってきました。今回はマイクの性能が3割増し(当社比)となり、NT-4の演錬、習熟には少々時間が掛かりそうです。でも、喉から手が出るほど欲していたNT-4をようやく手に入れたのですからその性能を十二分に引き出してやれるよう頑張ろうかと考えていますが・・・でも、これが結構大変ではあるんだけど、とっても楽しい瞬間でもあるんですよね。色々と新たな対策を講じるためにあの手この手を尽くしてみるべく積極的に取材に出掛けています。また、NT-4をサポートするパーツを色々と揃えて試行錯誤しつつ音鉄を楽しんでいます。ウインドスクリーン(ジャマーとか)は勿論、マイクスタンドも新たに用意し、スタジオレコーディングではお馴染みのポップ
アップガードも導入してみました。ポップアップガードは本来ボーカルを収録する際に風圧(ポップノイズ)によるノイズを除去し、また、マイクとボーカリストとの距離を最適化するパーツなんですが、音鉄でも意外に有効ではないかと思って試用中ですがウインドノイズを防ぐという点で中々効力を発揮してくれています。
 何はともあれ、NT-4を早く使いこなせたらなぁ・・・と思いつつ、元気いっぱいで頑張ってるはやぶさ君です。NT-4が捉えた音としてはまだまだ拙い音源ばかりですがよろしければ聴いてやってください。
上掲の文面の一部に誤った表記がありました。打消し線にて訂正しています。  ポップアップガードってポップガードやっちゅうねん(笑。
 更新履歴
 >2007.12.17
 3回目の録音に行ってきました。今回は草津線の113系です。うーん、しかし、見事なぐらい113系ばかりだなぁ。
 
 NT-4による収録音源
このページで公開している音源は全てMP3(128kbps)です。
車番
製造年/メーカー
エンジン、制御器
型式
(MP3/128kbps)
列車名 線名 区間 収録日 コメント 容量 時間 File
No.
 初回録音/2007.11.25

阪和線2119H快速 鳳〜和泉府中 モハ1137053
左の写真はNT-4処女録音時のセッティングです。
マイクスタンドは僕がバンドのレコーディング用として以前から使っている例のショートブームスタンドを床置き。ウインドスクリーンはRODE純正のウレタン製スクリーン(NT-4に標準装備としてセットされています。)を装着していますが、これが結構シビアと言うか、NT-4の集音力を極力損なわないよにするためでしょうか、チャチと言うと失礼かもですが、ま、鉄道の走行音を録る時にはあまり用を成さないので、CLASSIC PRO製のポップガードをスタンドに装着してウインドスクリーンの補助としています。
NT-4を使ってみて思ったのですが、やっぱ、マイクスタンドは非常に重要な働きをしているのですね。というのも、スタンドを床に、直に立てると言う事は、台車から伝わってくるジョイント音や、電車であればモーター音が、気動車であれば床下に抱かれたエンジンのエクゾーストノートや変速機の駆動音等が床から直接スタンドに伝わって、それをマイクが拾うわけです。所謂、共鳴ってやつです。その結果マイクを手持ちでレコーディングしている時と比べると、より多くの音をマイクが拾うようになるって寸法です。特に低音域でその効果は覿面に現れます。ドラムなんかではスタンドは楽器だと言われて憚らない訳ですがスタンドの径の「太い細い」といった違いでも音の伝わり方が変わるとよく言います。しかも意外に、細くて、さも、貧弱そうなスタンドの方が音の抜けがとても良かったりするんですよね。シンバルスタンドなんかはもうその違いが露骨に現れます。少し脱線してますが、つまり、以下に紹介する3つの録音では、スタンドの効果によって異常とも言える低音域の捕捉に成功している最大の理由になると思われ・・・るのかなと言う僕の勝手な妄想だという罠です(笑。
紀州鉄道
キハ603
1960.新潟
DMH17B
紀州鉄道
上り
臨港線 西御坊〜御坊 2007.11.25 紀州鉄道のキハ603を久しぶりに訪ねてみました。約3kmの短い区間をのんびりと走るキハ603。NT-4での録音習熟には持って来いのフィールドです。何時まで現役で走ってくれるか想像も付かないので、NT-4でその重厚なサウンドをしっかり捕らえようという試みです。 6.65M 7:16 NT01
モハ1135125
詳細調査中
MT54
366M 紀勢本線 紀伊宮原〜下津 2007.11.25 紀勢本線を走る阪和線色の113系です。紀州鉄道の取材を終えた帰りに遭遇しました。モハ1135125での収録です。NT-4の持つ臨場感を強調する為、今回は車内のほぼ真ん中あたりに陣取って録音してみました。ポップガードを使っていますが風を防ぎ切れてないですね・・・orz。 10.30M 11:18 NT02
モハ1137053
1978.川車
MT54
2119H
土曜ダイヤ
阪和線 東岸和田〜日根野 2007.11.25 こちらは行き掛けの駄賃とばかりに阪和線下り快速に入っていたモハ1137053での録音です。以前、ECM-MS907を使っていた頃にもこのクルマで録音していますが、やっぱNT-4だと全然違います。この録音では車端部のボックスに陣取ってレコーディングしています。
ちなみにこの音源の原盤WAVファイルをココに上げてます。良かったら聴いてみてください。RAR圧縮なので適宜、解凍して聴いてください。今更ながらNT-4の実力を思い知りますw。
PASS=2119
※俺は凄くないからね・・・マイクが凄いだけでorz。
8.38M 9:09 NT03
 2回目録音/2007.12.08

阪和線2119H快速 東岸和田〜熊取 モハ1135333
こちらは今回、日を改めて阪和線の取材に出掛けた際のセッティングです。
で、件のマイクスタンドですが、こちらはK&Mミニブームスタンドです。上で紹介しているショートブームスタンドはショートと言いつつもそれなりに大きく、取材での機動性を考慮するとちょっと不便なんですよ。使い勝手は良い方なんですけどね。そこで、NT-4を買った時についつい衝動買いしてしまったのが左の写真にもあるミニブームスタンドです。コンパクトで持ち運びにも便利かと思って買ったのですが・・・さすがK&Mというか、ミニマムな中にも質実剛健というか、見た目からは想像も付かないほど重いです。1.8kgもありますからw。その代わり安定性は抜群で、例え電車が脱線しようとも、きっと転倒しないだろう・・・と言うくらいしっかりしています。で、この時の録音では座席に立ててレコーディングしました。ウインドスクリーンはRODEの純正ではどうもしっくり来ないのでRycote製のウインドジャマーをNT-4に装着しています。
さて、この時の録音を下に紹介していますが、特に注意して聴いて頂きたいのは低音域です。聴いてみるとすぐに分かると思いますが、処女録音の時と比べてちょっと低音が細くなってます。これは少なからずショックでした(笑。原因としてはマイクスタンドが必要以上に頑強である事と、そのマイクスタンドを立てている場所に大きな要因があるようです。写真にもある通り、座席の上に立てていますが、この結果、床を伝わってくる低音がスタンドを共鳴させる事が出来ずに折角のNT-4も能力を発揮できない事になりました。録音終了後、自宅のモニタースピーカーで聴いた時の腰砕け感は筆舌尽くし難いものが(大袈裟!w。ま、それはともかく、結局座席がミュートの役割を果たしてしまい、美味しい所を逃す原因になってるんですよねぇ〜。シートの座布団、嫌な予感したんやけどね。残念です。ココに至ってやっぱ逞しい低音域を捉える為にはスタンドは大きめでちょっとほっそりタイプを床置きすべきだと言う事が実証されましたw(ホンマかいな。
しかし、それでいて全体的な音のまとまり感は、今まで僕が使ってきたマイクと比して雲泥の差があるのはNT-4の潜在能力が成せる業なんでしょうね。さすがと言うべきでしょう。それとウインドジャマーの方ですが、こいつは中々優れものです。音はしっかり通しつつ風を防いでくれるので助かりますね。
モハ1135333
1968.近車
MT54
2119H
土曜ダイヤ
阪和線 天王寺〜三国ヶ丘 2007.12.08 NT-4での録音、2度目の出撃です。今回の録音では上記の如きセッティングで現場に出てみました。狙ったのは何時もの阪和線113系。まずは天王寺から三国ヶ丘までの区間をどうぞ。冒頭、少し間がありますが車掌のアナウンスと駅の放送を入れたかったのでそのままで上げてます。天王寺を結構な勢いで出てゆく113系。そのまま加速して行って新しい高架区間をカッ飛んで行きます。 9.69M 10:35 NT04
モハ1135333
1968.近車
MT54
2119H
土曜ダイヤ
阪和線 三国ヶ丘〜和泉府中 2007.12.08 上のファイルの続き。三国ヶ丘〜鳳〜和泉府中と続きますが聴き所はやっぱ鳳発車時のポイントを渡る際の激しいジョイント音でしょうか。うーん、でもやっぱ低音域が痩せてしまってるなぁ。ま、2回目だからこんなもんですかね?。
どうでもエエけど、この日の車掌さん、若い女史だったんですが声が可愛らしいですよね。お顔も中々素敵ですた(笑。
10.1M 11:07 NT05
モハ1135333
1968.近車
MT54
2119H
土曜ダイヤ
阪和線 和泉府中〜日根野 2007.12.08 最後は和泉府中から日根野まで一気にどうぞ!重いかもですが。途中、東岸和田で特急「はるか」を待避します。で、その「はるか」ですが珍しく?ミュージックホーンを鳴らしながら颯爽と通過していきました。JR世代車輌アレルギーな僕ですが281系電車だけは別なんですよね。実は好きなんですけど乗った事ないんです。関空なんて仕事以外では用事ないですから、電車で行く事なんて全然ないし(笑。 15.12M 16:33 NT06
 3回目録音/2007.12.16

草津線5361M普通 柘植 モハ1135707
今回は前回の阪和線での録音時のセッティングとほぼ同じですが、若干マイクの位置を変えてあります。また、前回の録音(2回目)をヘッドフォンで聴いていただくと分かると思いますが、効果ありと見ていたウインドジャマーも今一つ効き目がなかったようで結構ウインドノイズを拾っています。微かにではありますが「ボコボコ」っというノイズが非常に気になります。ま、気になりだしたらキリがない訳ですが、もう少しどうにかしたいと言う事で、今回はウインドスクリーン+ジャマーの2重ブロックで録音に挑んでみました。草津線は余りスピードの乗る路線ではありませんがそれでもある程度の効果は確認できたと思います。ただ、今回乗ったモハ113形は上り下り共、大人し目で激しいジョイント音に比してMT54の音が控え目なのが少し残念かな・・・。
モハ1135753
詳細調査中
MT54
5350M 草津線 貴生川〜甲賀 2007.12.16 草津線上り普通です。途中で若干、マイクシールドのノイズが噛んでますのでご了承ください。録音中にジャックを触ってしまい案の定、ノイズが入ってしまいました。 9.43M 10:18 NT07
モハ1135753
詳細調査中
MT54
5350M 草津線 甲賀〜柘植 2007.12.16 上の続きです。 7.25M 7:55 NT08
モハ1135707
詳細調査中
MT54
5361M 草津線 甲賀〜貴生川 2007.12.16 こっちは下り列車です。非常に大人しいMT54です。 8.91M 9:44 NT09
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